大型ブロック・ケーソン据付

波浪から船舶を守る
ための防波堤建設

港は台風や低気圧によって生じる大きな波浪から船舶を守るため、防波堤が設けられています。その防波堤には消波ブロックを重ねて波を減衰するようにしていますが、大型起重機船は80トンもある消波ブロックでも簡単に吊り上げることができます。また、防波堤本体はケーソンと呼ばれるコンクリートの箱に砂などを詰め、重量で波に抵抗できるようにしています。そのため、ケーソンは箱だけでも1,000~4,000トンもあります。防波堤建設の際には浮力を活かし、大型起重機船で据付を行います。

浚渫、維持浚渫、砕岩浚渫作業

船舶の航行を確保
するための浚渫作業

陸上での道路のように、海上には船が往来するよう航路が定められています。大型船になると吃水が大きくなるため、深い水深が必要となります。そこで、新たに港を作る場合には浚渫(海底の土砂を掘ること)が必要となります。海底が岩盤の場合、岩をも砕くヘビーグラブバケットでそのまま岩盤を掘ることもありますし、巨大な鉄の塊である砕岩棒を落下させて岩盤を砕くこともあります。また、すでに使用されている港でも、漂砂によって航路・泊地が埋没することがありますので、水深を維持するために溜まった土砂を浚渫します。近年ではこのような維持浚渫が多く行われています。

構造物取壊し

ケーソン取壊し
水中コンクリート
取壊し

東日本大震災では、大津波によって防波堤が倒壊・滑動しました。再利用できないケーソンや活動した水中コンクリートなどは取壊しが必要となりますが、このような場合に浚渫船が使用されます。また、近年では建設されてから数十年が経過し、港湾や漁港では老朽化した構造物も増えてきています。新たに作り直す場合には、これらの撤去が必要となりますので、そのような場合にも浚渫船やブレーカーを取り付けたバックホウ船が活躍します。

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