研究開発

特許出願中

研究の背景

近年、香港や中国での需要の高まりで、マナマコの漁獲量が急増しています。特に北海道沿岸に生息しているマナマコは、イボ立ちが良く好まれています。このため、資源の枯渇が懸念されているため、道内各地で人工種苗の生産、放流が行われています。しかし、放流したマナマコがどんな成長・生残をしているのかを把握することは難しい状況にありました。

解決の糸口

マナマコは、海底面を這って移動しますが、海中から空中に出て移動することはできません。そこで、海中に空気層を有するフェンス(空気ポケットフェンス)があれば、マナマコの移動を制御できます。マナマコの移動を制御できれば、これまで困難だった成長や生残を追跡することができると考えました。

マナマコ資源の減少を防ぎたい!
空気ポケットフェンスを用いたマナマコ増養殖技術の開発

平成26年から東海大学と共同で、空気ポケットフェンスを用いて、開放的でありながらマナマコの移動を
制御できる施設を試作し、新たなマナマコ増養殖技術の開発に取り組んでいます。
空気ポケットフェンスで周囲を囲むことにより、マナマコの分散を防ぐこと、そしてマナマコの害敵であるヒトデやカニ・ヤドカリ類の侵入も防ぐことができます。

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東海大学の室内水槽にて、
空気ポケットフェンスがマナマコの
移動を制御できることを確認しました。

02
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漁港内に空気ポケットフェンスを有する
試験施設を設置し、東海大学と
成長・生残の追跡調査しています。

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人工種苗生産されたマナマコが
2〜3年で漁獲サイズに成長する
ような施設を目指して調査・研究中です