

路体を盛土で固めていく
施工計画会議で計画書を作成してから着工します。道路工事を例にあげると、造る路線上の土砂の多い部分をバックホーで切土、ダンプトラックで輸送、土砂の少ない部分に盛土、30センチの厚さ毎にタイヤローラーで締め固めるという一連の作業を、所定の仕上がり高さまで数回繰り返して土工の完了となります。西村組では、高規格道路の工事をはじめ、一般国道の防災工事なども担当するので、海上工事とは違った災害のリスクなどを踏まえた施工管理で工事を進めて行きます。
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施工する工事の9割が海上工事の西村組ですが、
陸上を担う「匠」の存在も忘れてはいけません。
そのプロフェッショナルをご紹介します。
施工計画会議で計画書を作成してから着工します。道路工事を例にあげると、造る路線上の土砂の多い部分をバックホーで切土、ダンプトラックで輸送、土砂の少ない部分に盛土、30センチの厚さ毎にタイヤローラーで締め固めるという一連の作業を、所定の仕上がり高さまで数回繰り返して土工の完了となります。西村組では、高規格道路の工事をはじめ、一般国道の防災工事なども担当するので、海上工事とは違った災害のリスクなどを踏まえた施工管理で工事を進めて行きます。
どれだけ難解な工事でも図面通りに竣工に導く。それを可能にするのは、右に出るものはいないと言われる型枠の製作スキルをはじめとする技術力、そして、ズバ抜けた経験値だ。ワイルドなルックスから職人気質と思われがちだが、実際にはどの世代ともフランクに話せるコミュニケーション能力を持つ。その仕事ぶりに、非の打ちどころはない。
生まれ育った湧別に恩返しがしたい。その想いが笹原の原動力だ。「完成させるのは当たり前。どれだけキレイにつくれるか」という哲学のもと、見た目にまでこだわった工事を展開する。中でもコンクリート工に求める完成度の高さは妥協を許さず、時に周囲から心配されるほどの集中力を発揮し、竣工に導く。その仕事ぶりから、次世代の職長候補と目されている。
ベンチプレス130キロのパワーと近隣に響き渡るほどの大きな声で氷点下の現場を熱くする将来有望な若手職人。求められた以上の行動量で期待以上の結果を残す。ときおり一本気な性格が裏目に出ることもあるが、そこはご愛敬。「陸上こそパワーが必要」と、これから担当することが増える陸上工事に向けて、常に心を燃やしている。