研究開発

吸引浚渫・空気圧送システムの試験施工

サロマ湖など道東の閉鎖性汽水域では、豊かな水産環境を活かした漁業や増養殖業が盛んですが、 水域(湖内)に流れ込む河川上流域の土地利用や漁業活動、自然環境の変化などにより漁港や漁場などの水質環境が変化し、また、港内や湖底にヘドロが堆積するなど、水産環境の面からの課題が生じています。

こうした中、漁港内などにおいて水質汚濁が生じにくい浚渫方法が喫緊の課題と認識し、高濃度浚渫の技術導入に取り組みました。

サロマ湖内で実施した試験施工の様子

高含泥率を確保しながら薄層浚渫が可能な
「吸引圧送システム」の試験施工

  • 01

    吸引圧送システムの搭載

    メインとなる吸引圧送システムを
    搭載・組立します。

  • 02

    吸引アタッチメント

  • 03

    水平・薄層掘削イメージ

  • 04

    マシンガイダンスを用いた薄層浚渫

    マシンガイダンスにより精度の高い
    施工が可能となります。

  • 05

    圧送管を用いた土砂圧送

    圧送管で浚渫土砂を圧送します。

  • 06

    サイクロン(飛散防止)

    最後に、浚渫した土砂の含泥率を
    計測します。

「吸引圧送システム」を使用した
高濃度・薄層浚渫による成果

余掘土量の低減

マシンガイダンスを併用し余掘厚さを削減

濁水の発生を抑制

水底泥を舞い上げない水平吸引方式

余掘土量の低減

土砂処分ピットの省スペース化、
土砂処分費の削除

サロマ湖内で実施した
試験施工の様子